住まいに使われる 木材の多くは「針葉樹」。 代表的なものの特徴を ご紹介します。
杉 スギ
成長が早く、戦後に大量の植林が行われた。柔らかい木肌で加工がしやすく、床板や天井板などの内装材に多く使われる。
檜 ヒノキ
成長がスギなどと比べて遅いため高価だが、美しい木肌と、芳しい香気、そして高い耐久性で人気。内部造作材や家具に多く使われる。
また、強度や硬さを求めて使われる「広葉樹」もあります。
栗 クリ
重くて硬く、粘りがあるので、土台に使用されることの多いクリは、生産数が少ないため高価。フローリング材や、耐水性や耐菌性を生かして浴室に使われることも。
欅 ケヤキ
広葉樹の中では最も建築用材に適しているため「広葉樹の王様」と言われる。強度が高く、耐水性や耐朽性にも富み、構造材として利用されるが、生産量は少なく、高価とされている。