春日部ひろし歩き
春日部で育ち、地元で二つの会社を経営する男です。
2017.5.02 (Tue)
第3歩 酒と食と話の贅沢
良い肉が喰えて、旨いワインが飲めて、
料理人とカウンター越しの会話も楽しめる。
そんな、ステーキや鉄板焼の店を知っていること。
これって、それなりに舌の肥えた同世代以上の人たち、
あるいは、もっと深く知り合いたい異性
との「夜の付き合い」においては、
結構な必須アイテムだったりする。
我が地元には、なかなかそれに適したお店が
無かったのが、地元の「夜の友人たち」と共に抱える
長年の悩みだったのだが……。
昨年の夏にオープンしたこの店、「穂見月(ふみつき)」は、
夜の春日部を闊歩する友人たちが噂する
“肉と酒と話がちょっぴり贅沢”な鉄板焼きのお店。
しっとりと落ち着いたムードの店内で、
A5ランクの牛肉や、築地直送の新鮮な魚介類、
季節ごとに選ばれた旬の野菜を、
目の前の鉄板で焼いてもらい、その音を聞いて、
漂ってくる「食べごろの香り」を吸い込むと、
なんとも豊かな気持ちになって、
同伴者やカウンターの向こうにいる
料理人と、ついつい話も弾む。
ここでは決まってナパ・バレーのボトル。
「ナパは、宝石を集めるみたいにワインを追求する
ブティック・ワイナリーが多いから
ハズレが少ないよ」
誰かに聞いたそんな話で、近頃、愛飲している。
それに合わせて、焼きチーズやホタテのバターソテー、
でもって王道のサーロイン。
うん。うまい。そして……効いてきた効いてきた。
宝石のように磨かれた、赤い液体。
「そんな手つきで大丈夫なの?」
「まだ火、通ってないんじゃない?」
「もうちょっと綺麗にした白シャツ着なよ、店出るときは」
まだまだ新人さんの焼き手を、ついつい野次ってしまう。
酔ってきたかなぁ……。
「やさしくしてあげてくださいよぉ……」
弱り顔で店長のタケシくんが救いの手。
よし。今日はタケシくんを連れて、
アフターで春日部ナイト巡回だ。
待ち望んだ店への感謝と、これからの期待をぶつけよう(笑)。
鉄板焼 穂見月(ふみつき)
春日部市中央1-12-3 明生ビル2F(春日部駅西口より徒歩3分)
Tel.050-3490-7355